Microsoft Tech Summit 2018 Day2 #mstsjp18
Day1につづきDay2です。
詳細Azure ExpresRoute #CI27
Day2朝一はERのセッションへ。ER触る機会はそうないのでERのデモとかすごいレアなセッションでした。
- ERは専用回線ではなく閉域網の接続サービス
- Private PeeringはAzure VNETのプライベートIP、Microsoft PeeringはAzure/O365のパブリックIPへの通信。なのでどちらを使うかは選びましょう
- L2/L3プロバイダーの接続方法の違い
- MSEEとつなぐL2/L3はどちらがいい?
- 値段:L2<L3
- 運用コスト:L2>L3
- 接続の柔軟性:L2>L3
- L2プロバイダーであればAzure、プロバイダー、オンプレをすべて自分で設定できる
- L2プロバイダーの設定ができないなら、L3プロバイダーを選んでL3プロバイダー会社に設定を任せるという選択もあり(要件が満たせるなら)
- 繋がらないトラブルシュートはMSEEのルーティングテーブルをチェックしよう
- ER Directで40/100Gが選択可能に
- ER Global Reachで拠点間通信をAzureのグローバルネットワークを社内通信に利用できる
- 英語のメールが飛ぶとサポートへの電話が高まるw ブログを1日ぐらいの遅れぐらいで更新しているのでそちらをまずみる
Linuxユーザーが扱うAzure Resouce Manager Templateの活用方法 #AD09
ARMテンプレートガチ勢セッションへ。デモがすべて動画で用意さていて失敗が起きないように自動化されていました(さすが
- 自動化する前に効率化したい作業はフォーカスしているか?自動化の目的・目標が定量化されているかを確認しよう
- DevOpsにとって道具はあくまで組織・文化を支えるため。道具は道具
- デモファイル
- パラメータファイルの変数値が優先される
- ARMテンプレートのタイムアウトは40分。ロールバックはない。作業途中は再実行で増分デプロイされる。
- ARMテンプレートの読み方のこつはtypeでjqパーサーで全体を手っ取り早くつかむ
- ARMデプロイはtypeごと?にそれぞれのResource Poolに分かれて処理される
- ARMテンプレートの避ける書き方
- 不必要な関数が使われる
- 依存関係が多く、省略形が多い
- 使われてない残骸がのこっている
- YAML to JSON
- ARMテンプレートはJSONなのでYAML好きは変換するという選択しも
- https://github.com/TeamYARM/YARM-CLI
弊社のARMテンプレート活用事例として紹介してしていただきました。ありがとうございます。
事例紹介していただきました #mstsjp18 #AD09 pic.twitter.com/RdW9NwMWOu
— 92 (@morita92hiro) 2018年11月6日
Azure Durable FunctionsとAzure AD連携によるプロビジョニング自動化の実現 #CI36
美味しいランチを頂きながら。スポンサーセッションなので、てっきり製品紹介と思いきや、製品のアーキテクチャ詳細解説が始まり、これランチの片手間で聞けるレベルじゃないやつ(
もぐもぐしてたのでメモとれずでしたが、選択した技術それぞれについて、なぜそれを選択したのか、設計ポイント、つまずいたポイントが紹介されていました。
スポンサー資料も公開されるといいな。
企業内ネットワークでもAzure PaaSでビジネスをスピードアップ!〜今知っておくべきPaaSとVNETのイイ関係〜 #AD03
Azureの醍醐味はApp Serviceですよね。
- PaaSを使う理由「楽だから」w
- Azure PaaSはマルチテナント型(App Serivceなど)とVNETにデプロイできるサービス(Gatewayなど)の2種類
- Azure PaaSは新しいSDNでマルチテナント型とVNETのおいしいとこ取りで様変わりしていく
- App Serviceの送信元IPはスケールユニットで共通
- 新しいVNET統合によりサービスエンドポイントとの組み合わせでApp Service - VNET - PaaS(Azure DBやStorage)のプライベート通信の構成が可能になる。これは熱い
僕らのNoOps〜The Diversity of NoOps〜
念願のNoOps。第1回目は台風リスケで行けなかったのでほんと楽しみだった。ファシリテータの真壁さんと3賢人によるリレーセッションと質問タイム。質問タイムは登壇者には内緒だったみたいw。
- Opsで消耗している
- NoOpsは運用のうれしくないをなくす
- NoOpsの王道は守りのNoOps。監視通知の自動化、リトライの自動化、構成変更の自動化、方式の標準化、可視化
- NoOpsは人間のオペレーションを減らすこと
- オペミス削減の品質向上
- Toilを減らすチームになろう
- Toilを減らすプロダクトを作ろう
- それでも残るToil。知らなかったことなど2度目は起きないようにしよう
わい、質問へ壇上へあがる(
質問タイムで滅多にない機会だと思いきやまさか壇上へあがるとは思わんなだ((
- NoOpsをお客さんにどう理解してもらうか?
- イケてる構成を作ることもできるが、バランスも大事
- どんなにイケてる構成を導入がでもアーキテクチャを塩漬けせず変更し続けることを受け入れてもらうことが、大前提
- お客さんとの信頼関係を築く
- NoOpsエンジニアをどう育てていくか?
- 失敗してもいいから日頃からチャレンジしてもらう
- 失敗はマイナス評価ではない
うまく伝えきれない。動画公開されたら見直そう。機会を頂きありがとうございまいた(緊張しました)
デプロイ王子アンプラグド〜あなたのAzureの質問になんだって答え続けます〜
Day2最後は参加者によるオンライン形式での質問にたいして、デプロイ王子がなんだって答えてくれるチョークトークへ。普段聞けないような悩みやAzureにとどまらず熱いセッションでした。賢者が集まっていていたので、質問に対して得意な人が答えてくれるという豪華セッションにw
内容は非公開とのことなので、参加者のみぞ知る・・・恒例のあれはありませんでした。
明日は最終日。
Day3へ hawaku.hateblo.jp
- 作者: 佐藤直生、久森達郎、真壁徹、安納順一、松崎剛、高添修,日本マイクロソフト株式会社
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2018/11/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る